階段塗装と塗料の厚み!!
2020年05月12日外出自粛ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか!?
テレワークも出来ない塗装業においては、変わらず作業を進める毎日であります。
愛知もだいぶ落ち着いては来たみたいですが、早く収束してほしいものです・・・
さて今日も、現在進行中の現場の中から少し、作業風景を撮ってきました。
とある学校の鉄階段の塗装作業になります。
まずはケレン作業といって、塗料の浮きや軽度のサビを落とす作業になりますが、なんせサビサビ・・・
これは手ではなんともならんので工具を使って作業。
戸建ての塗装などでは使う事が少ない、「サンダー」とゆう工具を使用です。
といっても、
工具を使用してのケレン作業でも、錆を完全に除去できる訳ではありません。
ある程度の既存塗料の浮きなどを除去し、塗料の食いつきを良くする目的での目荒らしも兼ねてのケレン作業とゆう感じです。
それが終わったら
さび止め塗装。
いわゆる下塗りです。
色は白だったっり、グレーだったり赤だったりします。
それから〜
中塗り!
この後、同じ色、同じ塗料で再度塗り重ねていきますが、それが上塗りです。
まだ中塗り中なので写真はありませんが。
基本、塗料は3回塗りです。中には2回塗りでいい塗料もありますが、基本は3回です。
下塗り、中塗り、上塗り。
しっかり仕上げて生徒さんに気持ちよく使ってもらえるように頑張ります^^
ここで少し。
たまに「上塗り回数を多くしたほうが塗料が分厚く、耐久が上がるのでは?」と質問をいただきます。
しかし答えは「ノー」です。
どの塗料にもそれぞれ適正な塗料の膜厚(塗料の厚み)があります。
その厚みどれぐらいだと思いますか?
一般的に使う塗料を例に挙げると、大体セロハンテープの厚み2枚分ほどです。
これで十分適正に塗料がついている厚みです。
薄いですよね〜
プロが、
きちんと適正な希釈、適正な道具、適正な塗り回数で作業をすればこの適切な膜圧に達します。
なので塗り回数3回のものを、極端な話10回塗りましたといっても実は、適正な3回塗りと耐久は変わらないんです。
分厚く塗って方が耐久が良いのでは?と思う気持ちもよく分かります。
なぜなら私もやり始めはそう思ってました笑
でも違うんですよね。
また、一度に厚塗りすると不具合も起きてしまったり・・・
塗装は、簡単そうに見えて奥が深く、常に変化しています。
なので営業マンの方や元職人ではわからないことが沢山あって当たり前なんですよね。
失敗しない塗装・防水工事。それが弊社の強みの一つ。
是非弊社にお任せください^^
一級塗装技能士が塗る!職人直営店の東海装建
この記事を書いた人
船越 夏樹(なっちゃん)
愛知県あま市出身。21歳で東海装建に入社し、15年以上職人として塗装業界に従事。
現在は父の会社を継ぎ、塗装の専門家として、「より長持ちする塗装」をモットーに、お客様に塗装工事を提供している。