屋根塗装の重要性part2!!
2016年03月22日先日の日記、「屋根塗装 重要性」続きになります。
前回は洗浄がいかに大事かとゆうこと、トルネード洗浄がいかに凄いか、を中心に書いたんですが、今回はその後の「塗装」編です。
こちらの写真は前回も載せましたが、洗浄後です。
そしてこの後は下塗りに突入です。
この下塗りには、のりのような役割があり、色がつく塗料で中塗り、上塗りと後から塗るんですが、その後から塗る塗料との密着をしてくれる、大変重要な作業になります。
ここをおろそかにしてしまうと、密着不良により塗料の膜がベロベロっと捲れてきてしまううんです。
この様な屋根材・カラーベストの場合、下塗塗料はかなり吸い込んでいくのが通常です。
なので吸い込みがなくなるまで下塗りを何層にも塗る必要があります。
通常だと1回~2回ほどで吸い込みは止まります。
吸い込みが止まった目安は、板が乾いた状態で濡れ色になっている。これになれば下塗り完了です!!
では下塗り1回目です。
さすがにこれだけ既存塗膜がなくなってしまうと下塗り1回では吸い込みが止まるわけもなく、アッとゆうまに吸い込んで塗る前と同じ状態に戻ります。
勿論、翌日2回目です。
こちらが下塗り2回目塗り途中です。
塗りながら下がっていくんですが、手前の方まで来ると最初に塗っていた(奥の方です)ところがもう乾いています・・・
東海装建では非常に良い塗料を使用しているので、通常だとこのあたりで吸い込みがなくなってくるもんですが・・・
これではだめです。
板が乾いても濡れ色になったら合格サインですから。
とゆうことでまた翌日3回目の下塗り突入です。
下塗り3回目完了の翌日です。
やっと全体に濡れ色感が出ています!!
これで次の工程に進めます!!
ちょっと写真だ分かりずらいかもしれませんね・・・
このあとは中塗り・上塗りでこのようになりました!!
うんうん^^
いい仕上がりです!
しっかりと縁切りもしてお客様も満足していただけ良かったです^^
あま市でのご依頼ありがとうございました!
塗装とゆうのは基本は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです※一部例外もあります
しかし今回のように下地の状況によって下塗り回数は変わります。
今回は計5回塗り。(下塗り3回+中塗り+上塗り)
ここで要注意なのが、なんでも塗料は多く塗ればよいとゆうことでは無い。
中塗り・上塗りを規定以上に塗っても効果はありません。
原液4回塗りなど、必要以上に厚く塗れば長持ちするとゆうことではありません。
意味がないんです。
しかし勘違いしているお客様も多くいらっしゃいます。
※これは残念ながら、業者の誘導によるものがほとんどですが。
ただ下塗りは多く塗ることに意味はあります。
密着です。
なので塗り回数を増やす場合は下塗りです。
この下塗りの重要性を覚えておくだけで、業者選びの参考になると思います。
一級塗装技能士が在籍。職人直営店の東海装建
この記事を書いた人
船越 夏樹(なっちゃん)
愛知県あま市出身。21歳で東海装建に入社し、15年以上職人として塗装業界に従事。
現在は父の会社を継ぎ、塗装の専門家として、「より長持ちする塗装」をモットーに、お客様に塗装工事を提供している。