屋根・カラーベスト塗装!!
2015年02月25日今日は施工中のお家からの現場写真です。
屋根の塗装となると出てくるのが、カラーベスト!!
カラーベストとは商品名で、化粧スレートというものに分類されます。化粧スレートは軽量で低コストのため多くの物件に使用されています。しかし、色落ち、縮み、ひび割れ、などで10年ほどで塗り替えメンテナンスが必要なんです。
外壁ももちろんそうなんですが屋根の塗装とゆうものは、足場をばらしてしまうとお客様が見ることができなくなることがほとんどです。
なので手抜き工事が多いんです。
これがほんとに多い・・・
詳しくはここには書けませんが、初めての塗り替えではないお家だと、塗料の膜がべろべろにめくれていることも珍しくありません。
そんな時にどうするか。
もちろん高圧洗浄やケレンをしてとっていきます。
そして下塗りをたっぷり2回塗る!!
私は見積もりなどでお客様によくこう言います。
「薄く塗るのは最低の手抜き工事ですが、厚く塗ればいいってゆうものでもありません。」
「原液でどろっとした塗料を塗装したからといって耐久がよくなるわけではありませんよ。」
よく質問されることととして、3回塗りを4回にして厚く塗れば耐久が上がるとか、原液で塗れば耐久が上がるとか・・・
そんなことはありません。
業者サイドの一種の他社との差別化でこういったことが出てくるんでしょうけども。
※塗料によっては標準で4回塗りや2回塗りのもの、原液で使用するものもありますが3回塗りで適度な希釈が基本です
といつも言っているわたくしなんですが、屋根のカラーベストの場合は下塗りをたっぷりと塗っていきます。
ほんとにたっぷり塗るんです!!
カラーベストの場合は材質がスレートになるのでどんどん塗料を吸い込んでいくんです。
なのでその吸い込みが止まるぐらいに下塗りを1回ないし2回塗らないとあとあと大変なことになってしまうんです。
それはなにかとゆうと、カラーベストから塗料が剥離してしまいべろべろになってしまうとゆうことなんです。
こうなるとカラーベストを保護するために塗装してあるのに、塗料がめくれて保護できずに結果として屋根材の寿命が縮んでしまって、最悪は屋根材の交換補修となってしまいます。
みえないところもしっかりとやる。
これまた当たり前のことですが、とても重要なことです。
これが1回目下塗り中です。濡れ色になってるのが確認できますよね??
そして2回目下塗り中です。
わかりにくいですが少し右側のほうが濃い濡れ色になっています。
これで吸い込みはかなりなくなりました^^
そして、やっぱりこの垂れ幕は目立ちますね~。
信頼と期待を裏切らないように一生懸命施工させていただきます!
この記事を書いた人
船越 夏樹(なっちゃん)
愛知県あま市出身。21歳で東海装建に入社し、15年以上職人として塗装業界に従事。
現在は父の会社を継ぎ、塗装の専門家として、「より長持ちする塗装」をモットーに、お客様に塗装工事を提供している。