スレート塗装!!
2017年08月29日先日、九州まで講習に行ってきました。
新たなスレートの塗装の仕方についてです。
まずスレートとは。
お家の屋根材では多く使われている商品名「コロニアル」「カラーベスト」もスレート屋根材です。
スレートと言っても種類が多くありますが、今回はその中でも「波型スレート」について講習を受けてきました。
波形スレートは、古くからスレートの代表的製品として活用されてきました。一般に塗装の必要がありません。
工場などで主に使われていて、一昔の物だとアスベストが入っているものです。
今はノンアスといってアスベストは入っていませんが耐久が少し落ちます。
並々のグレーいろの屋根、よく見ますよね?
あれが波型スレートです。
年数がたつと劣化し踏み抜き事故がが多いのもこの波型スレートになります。
昔の物はアスベストが入っている為、撤去するにも大変、かといってこの上に鋼板を貼って強度を高めるのもコストがかかる。
とゆうことで新たな塗装方法を開発。アスベストを封じ込めつつ耐久アップ・断熱効果を持たせた塗料を開発したのが、(株)村井ケミカルパックさん。
その開発された塗料を塗布すると、弱ったスレートの耐久を20~30%改善。
断熱効果あり、低コスト。と高性能塗料です。
これはなかなかいい塗料だと思いました。
やはり工場などではこういった暑さ対策(断熱)、アスベスト対策(塗装による封じ込め)、コスト(サイクルコスパが良い)は需要があるはずです。
試験的に塗り始めてから30年あまり。
九州の方では大手企業でも取り扱いがあり、多くのメディアにも取り上げられている目玉塗料で、この度名古屋近郊でも施工をしていきたい!と村井ケミカルさんから弊社に声がかかりました。
もともと縁がありお声がけしていただいたので迷わずいきますとお答えしました!
ただ、私の感覚では「スレートはないものと思え」とゆう気持ちでした。スレートは見えていても空中と同じとゆう意味です。
なぜかとゆうと、屋根の波板スレートはとても危険で、乗れば踏み抜き事故につながる恐れが高いからそう思っていました。※乗る箇所を間違えなければ大丈夫ですが。
しかし、今回の研修では大変勉強になりました。
実際に九州で30年近くこの施工をされている塗装屋さんに教えていただきましたが、良い感触でしたね~。
これ、私なんですが実際に現場にて作業しました。
安全対策もしっかりされていてました。まだまだ改善するところもあるかと思いますが施工に問題はなさそうです。
3日間の研修で東海装建も免許交付していただきました。
小さな屋根(100㎡未満)ではあまりコスパの面などメリットは少ないかもしれませんが、大きな屋根(1000㎡以上)ではかなりのメリットがあると思われます!
自社で工場などお持ちの方でご興味があればぜひご連絡ください!
きっとよいご提案が出来ると思います!
※こちらの施工は弊社で行うことは出来ますが、見積もり・提案は(株)村井ケミカルパックさんになります。
一級塗装技能士が塗る!職人直営店の東海装建
この記事を書いた人
船越 夏樹(なっちゃん)
愛知県あま市出身。21歳で東海装建に入社し、15年以上職人として塗装業界に従事。
現在は父の会社を継ぎ、塗装の専門家として、「より長持ちする塗装」をモットーに、お客様に塗装工事を提供している。