外壁塗装の耐久性はどのくらい?清須市でおすすめの塗装業者の選び…
2025年02月03日
清須市のみなさま、こんにちは!
外壁塗装をすることで、どのくらいの期間、綺麗な状態を保てるか気になるところです。また、できれば長持ちさせて外壁塗装の費用を抑えたいと言う方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、外壁塗装の耐久性はどのくらいなのか、耐久性が変わる要因や耐久性を高める方法などについてご紹介します。清須市で耐久性の高い外壁塗装をしてくれる業者の選び方についてもみていきましょう。
外壁塗装の耐久性はどのくらい?
外壁塗装の耐久性は、様々な要因で変わってきますが一般的には10年程度経過したら一度外壁のメンテナンスをおすすめします。
新築からや、以前の外壁塗装工事から10年経過すると外壁の表面にひび割れた塗膜の剥がれ、チョーキング現象などの劣化症状が見え始めます。
症状が出ているにも関わらず放置していると、ひび割れなどの症状がさらに悪化して雨漏りにつながる恐れもあるでしょう。
外壁だけでなく構造躯体の腐食など家の耐久性にも影響が出て、修繕費に多額のお金がかかってきます。このような事態を防ぐためにも適切なタイミングでの外壁塗装によるメンテナンスが必要です。
外壁塗装の耐久性が変わる要因
外壁塗装の耐久性が変わる要因として以下の5つがあります。
- 塗料の種類
- 外壁材と塗料の相性
- 施工品質
- 塗装前の下地処理
- 建物の環境
それぞれの要因について見ていきましょう。
塗料の種類
まず、塗料の種類によって耐用年数が異なるため、耐久性も変わってきます。
塗料の種類 |
特徴 |
アクリル |
● 最も安価な塗料。耐用年数が短いため、コストパフォーマンスはあまり良くない。 ● 価格1,500円/m2 ● 耐用年数5〜7年 |
ウレタン |
● 手頃な価格だが、耐用年数があまり長くない。 ● 価格1,950円/m2 ● 耐用年数8〜10年 |
シリコン |
● 一般的で比較的耐用年数・費用が手頃なので良く選ばれる。 ● 価格2,300円/m2 ● 耐用年数10〜15年 |
ラジカル制御形 |
● 塗膜を劣化させる成分である「ラジカル」の発生を抑える塗料。 ● 最近選ぶ人が増えているものの、シリコン塗料よりバリエーションがまだ少ない。 ● 価格2,400円/m2 ● 耐用年数12〜16年 |
ナノテク |
● 汚染や色あせに強い塗料。 ● 価格4,000円/m2 ● 耐用年数12〜15年 |
フッ素 |
● マンションなどの大きな建物に使うのにおすすめの塗料。 ● 価格4,300円/m2 ● 耐用年数15〜20年 |
ピュアアクリル |
● アクリル塗料に含まれる不純物を取り除いた塗料 ● 耐久性・防水性に優れている。 ● 価格4,500円/m2 ● 耐用年数15〜20年 |
無機 |
● 有機物をほとんど含まない塗料で、耐用年数が長くてコストパフォーマンスが良い。 ● 価格5,300円/m2 ● 耐用年数25〜30年 |
基本的に耐用年数が長いと金額も高額です。また、塗料には水で薄めて使う「水性塗料」とシンナーで薄めて使う「油性塗料」がありますが、油性塗料の方が若干耐久性が高いです。また、1つの缶に塗料と硬化剤が混ざっている「1液型」よりも、塗る直前に主材と硬化材を混ぜる「2液型」の方が若干長持ちします。ただし、2液型の方が手間がかかるので少し費用が高いです。
外壁材と塗料の相性
同じグレードの塗料でも塗装する外壁材によって相性が異なります。外壁材と塗料の相性が良いほど耐久性は長く、逆に相性が悪いと耐久性が短くなります。
施工品質
同じ外壁材で同じ塗料でも、施工方法や職人の腕によって耐久性が変わってきます。例えば、下地処理が不十分だったり、前回塗装した時の塗料との相性が悪かったりすると耐用年数も短くなります。
しっかりと建物の状態を確かめて最適な塗料を選び、塗料が密着するようにしっかりと下地処理をしてくれる業者なら耐久性の高さも期待できるでしょう。
業者選びが耐久性にも関わってくるということです。
建物の環境
建物の環境によっても耐久性が変わります。例えば紫外線が強い場所や潮風の吹く場所だと耐久性も落ちる可能性があります。定期的に点検を行ったり、環境要因に合わせて塗料を選ぶことで、耐久性を高めることが可能です。
外壁塗装の耐久性を高めるためには?
外壁塗装の耐久性を高めるためにも次の3つの対策を取りましょう。
- こまめに掃除をする
- 定期的に塗り替えをする
- 業者に定期点検をしてもらう
それぞれの対策について解説していきます。
こまめに掃除をする
定期的な掃除はカビやコケを防ぐのに有効です。表面に汚れがあると塗料の性能がうまく発揮されない可能性があるため、水や柔らかいスポンジで汚れを洗い流しましょう。
この時、ブラシなどでゴシゴシ擦ると表面が傷ついてしまい、逆に耐久性を落としてしまうので注意してください。
定期的に塗り替えをする
塗料の耐用年数に合わせて定期的な塗り替えをすることが、もっとも外壁塗装の耐久性を高めるのに有効です。外壁塗装は100万円前後の費用がかかるため、決して安い金額ではありません。そのため、費用を出すのをためらって放置してしまいたいところですが、外壁塗装工事を放置すると、より重度な劣化症状が現れることになります。
例えば、構造躯体を腐食させたり、室内に雨漏りが発生したりして、より高額な修繕費がかかってしまいます。定期的に塗り替えをすることが、実はもっとも費用を抑えられる方法です。
こまめな塗り替えのために、メンテナンス費用を用意しておきましょう。
業者に定期点検をしてもらう
劣化症状を早期発見するためにも、業者に定期点検をしてもらいましょう。以前外壁塗装を依頼した業者によっては、塗装後に定期点検をしてくれる業者もいます。
定期点検をすることで、劣化状態を早めに発見して対策を取れるので、外壁塗装をより長持ちさせることに繋がります。
清須市で耐久性の高い外壁塗装をする業者を探すには?
今、清須市で外壁塗装業者を探している方は、耐久性の高い塗装工事をしてくれる業者を探しましょう。そのためにも次の3つのポイントに注目してください。
- 複数業者で相見積もりを取る
- 地元の気候風土を熟知した業者に依頼する
- 丁寧な点検・診断をする業者を選ぶ
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
複数業者で相見積もりを取る
外壁塗装工事を依頼する際は、必ず複数業者に見積もり依頼しましょう。複数業者の見積もりを比較検討することで、より安くて質の高い業者に依頼ができます。
複数の業者の見積もりを取る際は、一括見積もりサイトを使うことで簡単に依頼が可能です。他の方法としてはホームページや電話で問い合わせする方法もあります。自分に合った方法で見積もり依頼を行って、しっかりと吟味しましょう。
地元の気候風土を熟知した業者に依頼する
先にも述べたように外壁塗装は建物の環境によって耐久性も変わってきます。建物の環境や地域風土を熟知した業者に依頼することで、より耐久性の高い外壁塗装工事をしてもらえるでしょう。
清須市で外壁塗装をするなら、清須市の環境を熟知した地域密着型の業者を検討しましょう。
清須市は、内陸部でありながら伊勢湾の影響を受けており比較的温暖な気候です。ただ、夏場は高温多湿なので外壁塗装には向いていません。冬場も凍結の危険もあるため、冬場も不向きでしょう。
また、一部地域では塩害の影響を受ける可能性もあります。そのような地域の特性をしっかりと熟知している業者なら、あなたの家に最適な外壁塗装工事を提案してくれるはずです。
丁寧な点検・診断をする業者を選ぶ
外壁塗装工事の見積もりを作成するには丁寧な点検・診断が必要です。丁寧に家の隅々までチェックして外壁診断をしてくれる業者を選びましょう。
劣化状況に応じた最適な工事を提案してくれる業者なら高い耐久性のある塗装工事も期待できます。
まとめ
外壁塗装は塗料の種類や施工品質などによって耐久性が変わってきます。外壁塗装工事を依頼する場合は、より優良な業者を探すことを心がけましょう。
これまで解説したことも参考にし、塗料の耐久性を高めてくれる外壁塗装業者を探してくださいね。
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この記事を書いた人

船越 夏樹(なっちゃん)
愛知県あま市出身。21歳で東海装建に入社し、15年以上職人として塗装業界に従事。
現在は父の会社を継ぎ、塗装の専門家として、「より長持ちする塗装」をモットーに、お客様に塗装工事を提供している。