雨漏れ!!
2016年06月18日雨漏れ。
今現在施工中の某法人様の事務所改修工事からです。
以前別の業者に塗り替え・修繕をお願いしたそうなんですがほどなく雨漏れ。
そちらの業者が何度か直されたそうですがまた雨漏れ・・・
そして今回は弊社にご依頼がありました。
目的は雨漏れを止めたいのと、塗装による保護。
大体の雨漏れの原因は予想がついていましたが、前回補修された跡がこちらです。
お分かりいただけますでしょうか?
白いシーリングの所とグレーのシーリング所の厚みの差。
本来はシーリングは厚みが非常に大事になってくるものです。その厚みが全くと言って無いですよね。もともとあったシーリングと補修したシーリングに厚みの差がない。これでは補修した意味もなくただ色を付けただけのようなものです。
勿論この補修に防水効果は全く期待できません。
前回はそもそもシーリング作業をせずに塗装し完成させたみたいです。
その後雨漏れしてきたので補修したのがこの写真とゆうことです。
業者が工事の金額を抑える為だけに行った手抜き工事と言えます。
しかし、こういったことは実は珍しくありません。
シーリングは非常に大事な工程なんですが、今現在綺麗だから・割れていないから部分的に補修して塗装しましょう!とゆう提案が非常に多いように思えます。
では、今は大丈夫かもしれませんが塗装後の10年先までそのシーリング生きてると思いますか?
おそらくこの写真のように塗装は生きていてもシーリングは死んでしまっているはずです。
※シーリングの耐久は塗装を被せて、長く見積もっても17.8年。
業者が工事金額を安くすることにより受注しやすくする為だけで、全くお客様思考ではなく業者思考で姑息な提案と言えます。
ALCはこういった手抜き提案が非常に多いように思いますが、サイディングも同じです。
どちらにしてもシーリングとゆうのは、非常に大事な工程なんです。
こちらの物件では、原因が大体わかってはいましたが、確定させるために散水検査ををして、案の定漏れてきた為適切な補修を行いました。
いたるところに前回の補修痕から漏れていることが判明した為、前回の補修シーリングを撤去→ALC割れには工具を使用するVカット補修を行いました。
雨漏れの原因はシーリング割れ・ALC割れになります。
弊社補修前です。
いたるところで割れています。
なので既存シーリング撤去
割れには工具を使用してのVカット
その後にシーリング作業です。
これで塗装を被せていけば外壁からの雨漏れは止まります。
勿論屋上の防水もしていきます。
全工事完了後もう一度散水検査を行う予定です!
梅雨時期なので晴れた日のみを狙っての作業になります。
お時間はかかってしまうかとは思いますがしっかりと施工していきます^^
お家や建物を本当に大事にしたいと思われているお客様!
ぜひお気軽にご連絡いただければと思います。
一級塗装技能士が在籍。職人直営店の東海装建
この記事を書いた人
船越 夏樹(なっちゃん)
愛知県あま市出身。21歳で東海装建に入社し、15年以上職人として塗装業界に従事。
現在は父の会社を継ぎ、塗装の専門家として、「より長持ちする塗装」をモットーに、お客様に塗装工事を提供している。